「トミカはどこの国で作っているのかな?」
「日本かな?それとも海外かな?」
「どうやって作っているのかな?」
好きなトミカを手に取り、眺めているとふと、こう思ったことはありませんか?
そこで今回は、
「トミカはどうやって作ってるの?オリジナルトミカの作り方情報も」
について解説していきます!
この記事を読めば、
- トミカ生産拠点がわかる
- トミカの作り方がわかる
- オリジナルデザインのトミカを作る方法がわかる
トミカの知識を増やして、
思いっきりトミカを楽しみましょう!
名前は「ざい」と申します!
・トミカが好きな2児の父
・好きなトミカはシビックタイプR
トミカの生産拠点
現在トミカはベトナムにある工場で作られています。
トミカは、はるばるベトナムから海を渡って、
僕たちの元へ届けられているんですね。
「ありがとうベトナムの皆さん!!」
ここでひとつ疑問が…
「なんでベトナムで作ってるの?」
それは、日本に比べて人件費が安いからです。
日本で作ってしまうと人件費が高いので、
今の安い値段で売ることが、できなくなるのです。
なので、トミカは現在ベトナムで作られています。
昔は日本でも作られていた!?
トミカ誕生当初は日本の東京で作られていました。
製作コストを削減するために、生産拠点が変わって行きました。
1970年~
日本(東京)
↓
1992年~
中国
↓
2008年~現在
ベトナム
「トミカは海外を渡り歩いているんだね。」
当初トミカは東京・葛飾区の工場で生産していたが、92年に中国広東省の協力工場への生産委託に切り替えた。その後、中国での人件費上昇を受け、08年にベトナムの協力工場へシフト。今では主力120種などおよそ9割を、同国で生産している。
引用元 東洋経済ONLIN
トミカの生産工程
トミカを作る工程は4つあります。
- デザイン
- 成型
- 塗装
- 組立
「実際の自動車と、ほぼ同じ工程で作られているんだね!」
デザイン
デザインは日本で行っています。
デザイナーさんがパソコンで、CADと言われる設計ソフトを使い、
トミカを設計しています。
なるほど!デザインは日本なんだね!
成型
成型とは、金型と呼ばれる型を用いて、材料をパーツの形にすることです。
主なパーツはコチラです。
- ボディ
- シャーシ
- 内装
- タイヤ
自動車部品の成型にも使われる2つの手法で、
各パーツを成型します。
- ダイカスト
- 射出成型
ダイカストでボディやシャーシの金属パーツ、
射出成型で内装やタイヤなどのプラスチックパーツを成型します。
射出成形とは、プラスチックを加熱溶融し、射出圧力を加えて金型に押し込み、製品を成形することです。
スクリューでプラスチックを金型に押し込み、金型内でプラスチックを冷却して取り出されます。ダイカストはプラスチック射出成形と同様に、金型に溶融したアルミ合金等を高温で圧入して成形します。
引用元 ものずくりウェブMONOWEB
鋳物は砂の型で成形しますが、ダイカストは金型で成形することから「金型鋳造」とも言われます。
塗装
自動車の塗装でも使われている、
静電気を使った、静電塗装という技術を使って塗装されています。
その他にはタンポ印刷というものがあります。
タンポ印刷は簡単に言うとスタンプです。
メーカーのロゴなどをスタンプと同じ原理で印刷します。
組立
ひとつひとつ丁寧に人の手で、組立られています。
基本的には以下の手順で組立てます。
- シャーシに、ボディと内装を組立
- 組立てたものを、リベットでかしめて固定
リベットは簡単に言うと、ねじの無いボルトです。
組立てたものにリベットを挿入し、機械でつぶし固定します。
このことを「かしめる」と言います。
トミカの作り方を動画で知りたい方は、こちらを確認してください。
オリジナルトミカが作れる
オリジナルトミカは「トミカ組み立て工場」で作ることができます。
トミカ組み立て工場
トミカ組み立て工場でできることは次の通りです。
- ボディやシートなど好きなパーツを選びます。
- そのパーツを目の前で組み立ててくれます。
トミカ組み立て工場がある場所はコチラです。
選べるパーツは、トミカショップでは月ごとに違います。
トミカ博はイベントを行う年、会場ごとに違います。
トミカを1回660円で組み立ててくれます。
トミカショップ 東京
2022年5月の選べるパーツ
マツダ RX-7(青、赤、白)
2022年6月の選べるパーツ
ダイハツ ウェイク(赤、黄)
トミカショップ 大阪
2022年5月の選べるパーツ
日産 NV350 キャラバン(赤・黄)
2022年6月の選べるパーツ
トヨタ FJクルーザー(オレンジ、イエロ)
トミカ博
トミカ博2022年の開催予定は、2022年5月時点未定です。
まとめ:みんなのおかげでトミカは作られている
今回解説した内容はコチラです。
- トミカ生産拠点はベトナム
- トミカの作り方は4工程
(デザイン・成型・塗装・組立) - オリジナルデザインのトミカを作れる場所
トミカショップ 東京と大阪
トミカ博
トミカは時代によって生産拠点、生産方法を変えながら、
低コスト・ハイクオリティのミニカーを私たちに届けてくれています。
沢山の工程を経て、海外を渡ってきたトミカを自分の手に取って眺めれるのは、まさに奇跡ですね!!
これからもトミカを好きで、沢山集めて行きましょう!!
トミカがめっちゃ増えてお困りの方はこちらの記事も見てみてくださいね。